警視庁によると、日航機と衝突した海保航空機の乗員5人の死亡が確認された。脱出した機長は意識があるという。
日航や海保などによると、海保機は羽田航空基地所属で、滑走路を走行していた。1日に石川県で最大震度7を観測した能登半島地震の対応で新潟航空基地へ物資を搬送する途中だった。海保機も炎上した。海上保安庁は羽田空港で日航機と衝突した機体についてボンバルディアDHC8―300と明らかにした。
日航機に搭乗していた乗客は367人で、うち8人は幼児。乗客乗員は脱出シューターを使って機外に脱出した。
羽田空港は4本ある滑走路全てを閉鎖した。
東京消防庁によると、海保機の機長はけがをしている可能性がある。首相官邸は2日、官邸危機管理センターに情報連絡室を設置した。