県内スーパー最大手のサンエー(宜野湾市、新城健太郎社長)は5日、2024年2月期第3四半期(23年3月~11月)の連結決算を発表した。売上高とテナント収入などを合わせた営業収益は前年同期比7・2%増の1689億5700万円だった。経常利益は同55・4%増の121億3900万円の増収増益だった。純利益は同50・8%増の78億5600万円、営業利益は同57%増の118億6100万円だった。
新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことなどにより、個人消費が前年同期を上回ったことなどが売上を押し上げた。
同社は人手不足や物価上昇、金融資本市場の変動などに触れ「不透明な経営環境が続いているが、人財力や仕組み力、商品力、お客さま満足度の向上に努めた」と増収増益について説明した。
(與那覇智早)