政治

防衛局、辺野古のフロート陸揚げ始める 完了まで数週間

海上の一部のフロートを切り離し、撤去作業をする沖縄防衛局の作業船=2016年4月30日午後2時51分、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は30日午前7時20分ごろ、辺野古沿岸部の立ち入り禁止区域を示す海上の浮具(フロート)と油防止膜(オイルフェンス)の撤去を始めた。防衛局は、作業完了には少なくとも数週間かかるとしている。

 辺野古移設を巡る訴訟の和解に伴う措置。翁長雄志知事は同日、記者団に「一定の評価をしている」としつつ、ボーリング(掘削)調査に伴い設置されているブイやアンカーブロックの撤去、さらに臨時制限区域自体の解除を引き続き政府に求める考えを強調した。
 辺野古沖では午前7時すぎから防衛局の作業船が現場に向かい、オイルフェンスの撤去を開始。午後2時すぎには瀬嵩に近い海上に浮かんでいたフロートの一部を切り離し、陸上に引き揚げる作業が確認された。
 新基地建設に反対する市民らは同日午前、抗議船4隻とカヌー25艇に分乗。立ち入り禁止区域内に入って「スパット台船とコンクリートブロックも撤去しろ」などと抗議の声を上げた。
英文へ→Okinawa Defense Bureau begins float removal around Henoko