【続報】断水は回避も「給水不良」の恐れ 沖縄の一部地域 県、引き続き節水呼び掛け(18日午後5時半現在)


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沖縄県の石川浄水場から西原浄水場に向かう導水管の途中で漏水が発生した問題で、県企業局は18日午後5時から復旧工事を再開し、工事が終了し通常の送水を再開する予定の19日午後11時まで30時間、送水を一時停止する。工事に伴う送水停止によって、西原浄水場から給水を受ける9市町で断水が発生する恐れがあったが、県企業局の最新のシミュレーションでは給水を継続でき、断水は回避できる見込みという。

県企業局によると、9市町に対して北谷浄水場や石川浄水場からの応援給水や、調整池にあらかじめ水をためておくなどの対応をすることで、工事に要する30時間、給水を継続できる想定だ。一方、一部地域では水圧低下により給水不良が発生する恐れがあるという。

県企業局はホームページで、「念のため、西原浄水場供給エリアにお住まいの皆さまには、浴槽などへ生活用水をためたり、容器に飲料水を確保したりするようお願いする」と呼び掛けている。工事時間中の節水も呼び掛けている。

<給水不良が懸念される地域>
那覇市・浦添市・豊見城市・糸満市・与那原町・西原町・南城市・南部水道企業団(南風原町・八重瀬町)