木原稔防衛相は9、10の両日を軸に来県する方向で調整に入った。沖縄本島を訪れるのは就任後初めて。複数の関係者が明らかにした。玉城デニー知事との会談のほか、米軍普天間飛行場移設を進める名護市辺野古沖を上空から視察することなどを検討している。
関係者によると、自衛隊ヘリコプターで沖縄本島西側の上空から普天間飛行場や嘉手納基地などを見た後、辺野古・大浦湾の状況を確認する。自衛隊施設の視察や隊員への訓示も予定している。
木原氏は1月24日に防衛省を訪れた玉城知事と面談し、来県して対話の場を設けることで一致していた。(明真南斗)