ディスカウント型の食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市、髙木勇輔社長)が25日、沖縄県那覇市安里の「さいおんスクエア」に「ロピア沖縄国際通り店」をオープンする。運営は沖縄県内で24時間営業のスーパー「フレッシュプラザユニオン」を展開する野嵩商会(宜野湾市、仲村明社長)が手掛ける。ロピアとしてのフランチャイズ店舗として全国初で、沖縄初出店となる。両社が5日、発表した。
今回の出店で、ロピアの店舗は全国16都道府県と台湾を合わせ90店舗となる。
「沖縄国際通り店」は総面積1032平方メートルの売り場を精肉、青果、鮮魚、総菜、食品の5部門に分けて展開する。見た目のインパクトで話題の「モンスターバーガー」や、生地から店内で手作りした「ロピアオリジナルピザ」など、他店舗でも人気の惣菜を販売する。バイヤーが選んだ「濃厚焼きチーズケーキ」「からあげの山」なども取りそろえる。オリジナルブランド肉「みなもと和牛」の希少部位も販売し、個性あふれる商品を提供する。
5日の発表でOICグループは「食のテーマパークとして楽しんで買い物ができる空間を目指している。地場食材や名物商品を広めていきたい」と述べた。
ユニオンは沖縄県内で「台風時も開いている」24時間営業として知られているが、「ロピア沖縄国際通り店」の営業時間は午前10時~午後9時。オープンを記念して、25~27日までの3日間は店頭でオリジナルグッズや商品券プレゼントのキャンペーンも実施する。(普天間伊織)