【伊江】5日に沖縄県の伊江村で確認された竜巻とみられる突風を受けて、気象庁機動調査班の調査員4人が6日午前、伊江島に入り、被害状況を確認した。調査員らは村役場で状況の説明を受けた後に、窓ガラス破損などの被害があったホテルなどを視察した。
竜巻らしき突風が通った痕跡などを確認しながら、写真を撮ったり、イスなどが飛ばされた距離を確認したりしていた。
調査班の一員として参加した、沖縄気象台の西銘勇気象防災情報調整官は「(竜巻と)まだ断定まではしていないが、さまざまな指標を基に調査し、被害の状態を見た上で、どれくらいの風が吹いていたのかを判断したい」と話した。調査は6日夕方ごろまで続き、気象庁は調査結果を取りまとめ、早ければ6日中に結果を公表する。(池田哲平)