琉球大学が入学式 「無限のエネルギー」で大学生活を充実に 沖縄


琉球大学が入学式 「無限のエネルギー」で大学生活を充実に 沖縄 琉球大学の入学式で新入生を代表して宣誓する島袋颯真さん=4日午前、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター(喜瀨守昭撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 西原町にある琉球大学(西田睦学長)は4日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで2024年度の入学式を開いた。同年度の入学生は学部生が1601人、大学院生が252人の計1853人。参加した新入生らは、保護者や教職員らに祝福され、新たな学びの門をくぐった。

 入学生を代表し、国際地域創造学部の島袋颯真さんと医学研究科の相原裕子さんが宣誓文を読み上げた。島袋さんは「学業に励み、人間性を豊かにすることを誓います」、相原さんは「学術を探究し、その深奥(しんおう)を極めるべく精進することを誓います」と力強く語った。

 西田学長は3日に台湾で発生した地震の被災者へのお見舞いを述べた上で「入学おめでとうございます。皆さんを歓迎する。これからの大学生活が楽しく実り多いものになることを強く願っている」と新入生を激励した。

 来賓で卒業生の山城正保沖縄銀行頭取が「情熱と若さと無限のエネルギーを秘めた皆さんが、夢や目標の実現に向け不断の努力を続け、広く世界、日本、沖縄の発展に貢献することを切望する」と祝辞を述べた。(外間愛也)