バスケットボールBリーグの2023―24シーズンの王者を決める、日本生命チャンピオンシップ(CS)が10日に開幕する。西地区2位の琉球ゴールデンキングスは同日午後7時5分、東京都の有明コロシアムでアルバルク東京(東地区2位)と対戦する。
1試合平均70失点とリーグで2番目に失点の少ないA東京。攻撃もフィールドゴール成功率は46・2%と高確率で決める。オフェンスリバウンド後の得点はリーグで1番多く、ペイントエリアでの得点が占める割合は48.3%とリーグで3番目に高い。
キングスもオフェンスリバウンド後の得点はリーグ3位とインサイドが得点源になっている。勝敗には3点弾の成功確率が鍵を握っており、レギュラーシーズンの勝った試合の成功確率は平均37・1%に対し、負けた試合は同27・5%と10ポイントほど差がある。キングスは武器であるリバウンドで負けず、どれだけ高確率に3点弾を決めるかが重要になってきそうだ。
キングス―A東京以外のカードは宇都宮ブレックス―千葉ジェッツ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ―シーホース三河、三遠ネオフェニックス―広島ドラゴンフライズ。CSは2戦先勝方式で、1勝1敗の場合は1日置いて第3戦を行う。
(屋嘉部長将)