パトカー（イメージ）
琉球新報社 沖縄県警那覇署は15日、那覇市の70代女性から現金50万円をだまし取る「オレオレ詐欺」に関与したとして、詐欺容疑で沖縄県内の高校に通う高校1年生（16）＝本島南部＝を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。高校生は現金を受け取る「受け子」をした疑いがある。
逮捕容疑は3月22日、氏名不詳者と共謀の上、女性から現金をだまし取った疑い。
県警によると、女性の自宅の固定電話においをかたる者から「会社の取引で今すぐ現金がいる。おばさん、いくらなら出せる。50万円を貸してほしい」などと電話があった。
女性は電話で会社の関係者が自宅に向かうと告げられ、自宅を訪れた男に現金を渡したという。その後、女性がおいに確認したところ、詐欺だと判明したという。
県警は高校生が現金の受け取りをした疑いが強まったとみて、今回逮捕した。県警は他にも関与した人物がいるとみて、捜査を進めている。
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