任期満了に伴う第14回沖縄県議会議員選挙が7日に告示され、9日間の選挙戦がスタートした。立候補の届け出後、各選挙区では朝早くから出発式や出陣式が開かれ、選挙戦は各地で一気に熱を帯びている。立候補者は支持者と固い握手を交わし、遊説に繰り出した。
7日午前9時現在、13選挙区で73人が立候補を届け出た。
5議席を争う沖縄市区では、各立候補者が市内の主要交差点などで出発式を開いた。ある候補者は「沖縄に暮らす皆さんの生活をもっと豊かにする」と、集まった支持者を前に、熱っぽく訴えた。
16日の投開票に向け、各候補者は米軍基地問題や経済振興などを争点に選挙戦を繰り広げる。県議選は玉城デニー県政の中間評価に位置付けられ、県政与党が過半数を維持、拡大するか、野党などが逆転し、多数を占めるかが最大の焦点となる。
(’24県議選取材班)