世界中の模型ファンに愛される「タミヤ」の展覧会が沖縄初開催 13日から浦添市美術館


世界中の模型ファンに愛される「タミヤ」の展覧会が沖縄初開催 13日から浦添市美術館 実車大の「モンスタービートル」に見入る来場者=12日、浦添市美術館
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 精密な再現力と幅広いラインアップで世界中の模型ファンを魅了する「タミヤ」(本社・静岡県)の歴史を紹介する展覧会「タミヤ展 in OKINAWA」(うらび運営共同企業体主催)が浦添市美術館で13日から始まる。沖縄初開催。内覧会が12日、同館で開かれた。

 展覧会では、タミヤが世界的に知られるきっかけになった「HONDA F-1」のプラモデルをはじめ、ラジオコントロールカーのような動く模型や、世代を超えて愛されるミニ四駆など、多彩な展示がある。

 取材から設計、金型製作、パーツの成形まで自社で一貫して行うタミヤならではのこだわりが内覧会に訪れた関係者をうならせた。タミヤが1986年に発売したラジオコントロールカー「モンスタービートル」の実車サイズが展示され、来場者をくぎ付けにした。

 同社の担当者は「スローガンは『ファースト イン クオリティー アラウンド ザ ワールド(品質世界一)』。展示会では皆さんが知っていたり、憧れたりしたものなど、心に引っ掛かるものが一つはあると思う。見終わった後に、何か作りたくなるという気持ちを持ってもらえると確信している」と来場を呼びかけた。

 「タミヤ展」は8月29日まで。観覧料は一般1500円、中高生800円、小学生300円。問い合わせは浦添美術館タミヤ展担当、電話098(879)3219。