「線状降水帯の発生に厳重な警戒を」 台風3号で沖縄県が災害対策本部会議 石垣、与那国で計13人が避難


「線状降水帯の発生に厳重な警戒を」 台風3号で沖縄県が災害対策本部会議 石垣、与那国で計13人が避難 大型の台風3号の接近を受けて開かれた災害対策本部会議=24日午前9時、県庁
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 大型の台風3号が石垣島地方に接近していることを受け、県は24日午前9時、災害対策本部会議を県庁で開いた。県によると、現時点で台風による被害は報告されていない。沖縄気象台は「八重山、宮古島地方では線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」とし、厳重な警戒を呼び掛けた。

 県によると、石垣市で12人、与那国町で1人が避難している。

 玉城デニー知事は「暴風や大雨などへの警戒と、『命を守る行動』を最優先に行っていただきたい。市町村のホームページや防災無線、テレビ、ラジオ、SNS、県防災情報ポータル『ハイサイ!防災で~びる』などから最新の情報を確認するように」とメッセージを発表した。