「LINEはずし」はいじめ 便利だからこそ使い方考えて <スマホとのつきあい方>2


「LINEはずし」はいじめ 便利だからこそ使い方考えて <スマホとのつきあい方>2
この記事を書いた人 Avatar photo 熊谷 樹

夏休みももうすぐ終了しますね。自由時間が増えるため、いつも以上にスマホを使う時間が長くなってしまった中高生も多いことでしょう。スマホにのめり込みすぎて、夏休みの宿題などの学習がおろそかになったり、生活習慣が崩れてしまったりする人もいるのではないでしょうか。長期休みはスマホへの依存が高まるだけでなく、スマホをめぐるトラブルや事件の発生も増える時期です。何気なく入力した言葉や送ってしまった写真、画像を巡り、一生後悔する事態に陥ることもあります。中高生が巻き込まれやすい犯罪やトラブルはどのようなものがあるのか、マンガや新聞記事をもとに考えましょう。

LINE外しはいじめ

LINEは友達同士の連絡手段として多くの小中高生に利用されています。便利に使える半面、いじめの温床になりがちです。LINEで特定の子だけグループから外したり、特定の子を除いたグループを作ってその子の悪口を言い合ったり、特定の子の書き込みを無視したりする行為、LINEのやりとりを相手に無許可で他人に共有したり、嫌がらせになる動画を共有したりするような行為はいじめです。

(徳島県警・徳島県教育員会提供、沖縄県警協力)

友だちとの交流に欠かせないLINE。手軽で便利だからこそ、そのつきあい方を考えなくてはなりません。

2013年9月3日付の琉球新報15面に掲載