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「沖縄は私が帰ってくる場所」 地元開催「満を持して」宮里藍さん主催の女子ジュニア大会が恩納村で開催


「沖縄は私が帰ってくる場所」 地元開催「満を持して」宮里藍さん主催の女子ジュニア大会が恩納村で開催 地元・沖縄の話題に笑みがこぼれる宮里藍さん=11日、恩納村冨着のPGMゴルフリゾート沖縄(渡真利優人撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

2017年に現役を引退したゴルフの宮里藍さんが主催する女子ジュニアの大会「第5回宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」が12~14日、恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄で行われる。大会を前に宮里さんが11日、琉球新報の取材に応じ、「沖縄は私が帰ってくる場所で、自分自身を思い出させてくれるホームだ」と話した上で、沖縄のジュニア選手に向け「『あの人みたいになりたい』ではなく、自分にしかなれない誰かになってほしい」とエールを送った。

 初の沖縄開催となった今大会について、宮里さんは「沖縄で開催したいという思いは第1回からずっとあった。5年目で開催でき、本当に満を持してという感じですごく楽しみにしている」と語った。大会には県内外から中学1年生から高校2年生までの36人が参加を予定している。

 宮里さんがセッティングしたコース(6384ヤード、パー72)での2日間の大会では上位5人には「宮里藍サントリーレディスオープン」の主催者推薦選考会出場権が与えられる。

 優勝者にはさらに宮里さんと一緒にラウンドできる権利も与えられる。大会以外にも宮里さんが学んできたゴルフ哲学「ビジョン54」を絡めたレッスン会や講習会を選手、保護者向けに行う。