27日投開票の第50回衆院選は夜通しで開票され、28日に全ての票の取り扱いが確定し、県選出・出身の9人が当選した。28日になってから当選が分かった比例復活・単独の4人も喜びの声を上げ、民意を国政に届けるために気を引き締めた。 (’24衆院選取材班)
沖縄4区での当選は逃したものの、比例復活が確実になった新人の山川仁さん(50)=れいわ。28日午前0時46分ごろ、テレビの開票速報が山川仁さんの比例当確を報じると支援者と共にガッツポーズをして立ち上がり、事務所には割れんばかりの拍手が鳴り響いた。れいわが沖縄で議席を獲得するのは初めて。
南西シフトのミサイル配備に強く反対し、離島の格差解消などを訴えた。山川さんは支持者に感謝し、今後に向けて「山本太郎代表を含め空気を読まず国会で暴れまくり、沖縄の経済や基地問題を変えたい。動かなかった状態を動かせる政党としてしっかり頑張りたい」と語った。