ゆいレールで空襲と復興学ぼう 10月10日に企画列車


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
10月10日の企画列車「10・10空襲とよみがえる街」への参加を呼び掛ける、沖縄都市モノレール社の我謝幸男氏(左)ら=26日、琉球新報社

 10・10空襲に合わせて、沖縄都市モノレール社は10月10日、モノレール(ゆいレール)に乗って、那覇の街を見ながら、空襲被害などを学ぶ企画列車「10・10空襲とよみがえる街」を初めて開催する。

 空襲があった時間に合わせ、朝食の時間帯に実施する。午前6時半から那覇空港内で朝食を食べ、当時の状況について説明を受ける。その後、ゆいレールに乗車し、ガイドの説明を聞きながら首里駅に向かう。首里駅からの復路は那覇の復興の様子を説明する。

 ガイドは、同社営業企画課の我謝幸男さん。我謝さんは以前那覇市民文化部博物館長を務め、市修学旅行平和学習ガイドも担当した。我謝さんらは26日に琉球新報社を訪ね「モノレールを使った新しいガイド方法を提案したい。ぜひ一般の人にも参加してほしい」と話した。企画列車の参加費は2千円(朝食料込み)。問い合わせ、受け付けは(電話)098(859)2689。