「1軍で活躍できる選手に」 高良が母校興南へ指名報告


この記事を書いた人 金城 美智子
母校の興南高野球部監督の我喜屋優理事長(右)に日ハムドラフト3位指名の報告をした九産大投手の高良一輝(中央)と大久保哲也監督=28日、那覇市の興南高校

 プロ野球のドラフトで日本ハムから3位指名を受けた九州産業大学の高良一輝投手が28日、大久保哲也監督と共に母校の興南高校を訪れ、野球部監督の我喜屋優理事長に指名の報告を行った。理想の投手像や夢を我喜屋理事長に尋ねられた高良は「コントロールと切れで勝負できる投手になりたい。1軍で活躍し、できるだけ息の長い選手になりたい」と抱負を語った。

 2017年1月9日に始まる球団新人合同自主トレに向け、高良は身体の9割ほどを仕上げていくという。我喜屋理事長は「問題は体調とけが。入る前が大事だ。3年ぐらいは厳しい環境もあるだろう」と激励した。

 高良は新人合同自主トレ前に九産大の野球部練習に合流する。「必要な体力を付けるため、走り込みを重点的にやりたい」と話した。

 31日まで県内で休息し、日本シリーズ優勝に大手を掛けた日本ハム対広島カープの29日の第6戦は「実家のテレビで応援したい」と笑顔を見せた。
【琉球新報電子版】