ピーマン、トビウオなど8品 沖縄・八重瀬の旬1冊に 食べ頃紹介


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ピーマンやマンゴー、トビウオなど八重瀬町内で生産された8品目を紹介した「八重瀬の旬コンセプトブック」

 【八重瀬】八重瀬の旬を1冊に―。町内で生産された農産物、畜産物、水産物の旬が分かる「八重瀬の旬コンセプトブック」がこのほど完成し、本島南部から中部までの観光施設や道の駅、店舗など約100カ所で無料配布されている。

 八重瀬町が2016年度八重瀬ブランド販路構築支援業務を実施しており、その一環として「八重瀬の旬プロジェクト」をスタートさせ、八重瀬の重点品目を紹介した。野菜ではピーマン、ぐしちゃん芋、ぐしちゃんいい菜(カンダバー)、果実はグアバとマンゴー、水産物はトビウオとマグロ、畜産はアグーの計8品目。

 コンセプトブックでは、カレンダー形式で旬の時期も紹介。食べ頃のポイントや生産者のこだわり、収穫体験、加工品、旬の食材を使ったメニューが味わえる飲食店なども掲載している。町観光振興課商工係主査の屋宜忍さんは「農家や生産者が『一番おいしい』というピークの時期を紹介した。町内だけでなく町外にも八重瀬の旬を広くPRしていきたい」としている。

 コンセプトブックはA5サイズ、16ページフルカラー。1万部発行。最新情報を発信する公式ウェブサイトも開設している。

アドレスはhttp://www.town.yaese.lg.jp/yaese_sight/shun/