辺野古沖に浮き桟橋設置 ゲート前で400人が抗議


この記事を書いた人 松永 勝利
カヌーに乗って抗議する市民らが監視する中、浮桟橋を海上に浮かべるクレーン=5日午前9時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は5日午前9時ごろ、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の砂浜に準備していた浮桟橋を海上に設置する作業を始めた。フロート(浮具)やオイルフェンス(油防止膜)を設置する作業船や海上保安庁のゴムボートが作業を円滑に進めるため使用する。5日は浮桟橋を設置次第、フロートを海上に並べる作業を始めるとみられる。
 海上では建設に反対する市民らが抗議船3隻、カヌー約10艇で抗議行動を始めているが、4日に浮桟橋を設置する砂浜を囲うようにオイルフェンスが設置されたため、作業をしている現場まで近づけず、抗議sながら監視している。
 一方、シュワブのゲート前では午前7時、今年最初の新基地建設に反対する抗議行動が始まった。約400人(主催者発表)が駆け付けた。行動に参加した稲嶺進名護市長は「民主主義、地方自治の闘いが沖縄から発せられている。絶対に屈しないし、辺野古新基地は造らせない」とあいさつした。
 参加者は「新基地を造るな」「海上作業を行うな」などとシュプレヒコールを上げた。ゲート前への資材搬入は確認されていない。【琉球新報電子版】

辺野古新基地建設阻止を掲げ、米軍キャンプ・シュワブゲート前で今年最初の抗議集会を開く市民ら=5日午前7時13分、名護市辺野古