社会

市民閉じ込め、資機材搬入 辺野古新基地建設

ごぼう抜きなどで新基地建設に反対する市民を排除する機動隊員=13日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、13日午前9時すぎ、再生砕石(コンクリート塊などを破砕したリサイクル材)を積んだ大型トラックや積み荷が青いシートで覆われた車両など計7台が工事車両用ゲートから基地内に入った。新基地建設に反対する市民ら約50人がゲート前に座り込んだが、基地内に待機している機動隊員約80人が市民らを歩道に排除し、その間に工事車両をゲートから入れた。
 13日午前8時40分ごろ、基地内に止まっている大型の機動隊車両3台がゲートから出て南に移動した。ゲートから約300メートル離れた地点で待機していた工事用車両を先導し、ゲート近くで駐車した。
 その後、機動隊員がごぼう抜きなどで市民らを強制的に排除し、機動隊車両の間に市民を閉じ込めて動きを封じ込んだ。その間に搬入作業が行われた。
 市民らは「新基地建設に加担するな」などとシュプレヒコールを繰り返した。
 一方、海上では13日朝から大型クレーン船1隻が米軍キャンプ・シュワブ沿岸にある台船のそばでクレーンを上げている。大型コンクリート製ブロックを移す準備をしているとみられる。
 新基地建設に反対する市民らはカヌー17艇、抗議船3隻、ゴムボート1艇で抗議行動をしている。【琉球新報電子版】


ゲート内に入るトラック=13日午前9時20分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前