社会

県指示無視し、ブロック投下続く 辺野古新基地建設

大型コンクリート製ブロックを投下する作業員=30日午前10時半、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で沖縄防衛局は30日午前、翁長雄志知事が投下の一時中断を指示したコンクリートブロックの投下作業を続けた。工事に反対する市民たちは船3隻とカヌー15艇、ゴムボートで海に出て抗議した。


カヌーに乗って抗議行動する市民を拘束する海上保安官(右から2人目)=30日午前10時20分、名護市の大浦湾

 30日午前10時ごろ、ブロックがクレーンでつり上げられると、カヌーに乗った市民は抗議を強め、海上保安官が強制排除を始めた。市民からは「違法な工事を中止して」「暴力行為をやめろ」などの声が上がった。
 一方、米軍キャンプ・シュワブゲート前では移設に反対する市民ら約90人が座り込み、新基地建設反対を訴えた。午前9時ごろ、大型トラックなど、工事関係車両25台がゲート内に入った。その際、ゲート前に座り込む市民ら約50人が機動隊約40人によって排除された。


機動隊員に抱えられ、ゲート前から排除される市民=30日午前8時49分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 「オスプレイ配備撤回」と書かれたメッセージボードを掲げて座り込む野辺憲勇さん(84)=うるま市=は機動隊による排除について「毎回、悔しい思いをしている」と話した。4月1日で座り込み千日となることに触れ「排除が続く中で、抗議活動のやり方も変える必要があると思う。多くの市民が集まるようにできないか」と話し、ゲート前で座り込む必要性を説いた。【琉球新報電子版】



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