沖縄県、防衛局を行政指導 期限切れ後の辺野古掘削作業で


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新基地建設工事のボーリング調査に関する行政指導文書を手に沖縄防衛局に入る県職員ら=5日午後5時14分、嘉手納町の沖縄防衛局

 名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が3月末で県の岩礁破砕許可が期限切れを迎えて以降も海底掘削(ボーリング)作業を継続している問題で、県は5日、防衛局に行政指導した。県の担当者が同日夕、防衛局で文書を手交した。指導文書は翁長雄志知事名。海底地形を改変する工事を行うには、岩礁破砕許可を取得するよう改めて求めた。

 また県がこの日提出した別の文書は、県の岩礁破砕許可に関する取り扱い方針で、掘削行為を岩礁破砕許可の対象外の扱いとするには、県との協議が必要だと指摘。掘削作業を続けるには、県と協議するよう求めた。
【琉球新報電子版】