「多様な視点、情報」 新報NIB講座 仲本工業で開催


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気になる記事を紹介し合う参加者ら=7日、沖縄市の仲本工業本社

 琉球新報社は7日、沖縄市の建設会社、仲本工業(仲本豊社長)で新聞活用ビジネス講座を行った。「ライバルに差をつけろ! 新聞でみがく仕事力」と題し、新入社員10人が、ワークショップ形式で情報を読み解き、新聞を仕事に生かす方法を学んだ。

 講師の東江亜季子記者は、新聞やインターネットなどのメディアの特徴を説明し、社会人として求められるメディアリテラシー(新聞やテレビなどの情報を批判的に読み解き活用する力)の重要さを伝えた。

 参加者はペアを組んで、新聞から気になる記事を見つけて記事の内容に意見を述べ合った。鉄構部の石川隆太郎さん(21)は「新聞を読むことでいろんな視点から考え、情報が自分に定着すると思った」と話した。

 琉球新報社の松元剛読者事業局次長は「スマートフォンやパソコンで情報を得る世代だと思うが、建築や営業などの現場で活躍する際、新聞で地域の情報を得ながら、仕事力を身に付けてほしい」と新入社員にエールを送った。

 講座に関する問い合わせは読者事業局読者事業部(電話)098(865)5013。