シブイ、青く丸々と 産地・宮古島で催し


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格安トウガンに殺到する人々=10日、宮古島市のJAファーマーズマーケットあたらす市場

 【宮古島】「とうがんの日」の10日、宮古島市のJAファーマーズマーケットあたらす市場でトウガンの消費拡大を目的にしたイベントが催された。1玉100円(限定2200玉)の格安トウガンを買い求め、多くの客でにぎわった。トウガンを使った料理も紹介された。

 宮古島市は沖縄県内最大のトウガンの産地。今期(2016年12月~17月5月)は766トンの出荷を見込む。

 「とうがんの日」は、4月の4を方言の「シブイ」に、10日の10を和名の「トウガン」に掛けて制定された。

 店内ではトウガンが山のように積まれ、開店と同時に客が訪れた。トウガンのパイやサタパンビン(砂糖天ぷら)が販売された。トウガンを使ったカレーの試食もあった。近所の知り合いと訪れた澤田アケミさん(70)は「安くて助かる。三枚肉と一緒に煮て、汁にしたい」とほくほく顔で話した。