岸本司監督の最新作「ココロ、オドル」の制作・配給会社ファンファーレ・ジャパン(沖縄市)が呼びかけていたクラウドファンディングが30日午前11時30分ごろまでに、約300人が参加して、目標金額の300万円を達成した。
集まった資金は、2018年夏に県内で予定しているプレミアム試写会の開催費用に充てられる。参加者には、映画のエンドロールへの名前記載やプレミアム試写会の招待券、映画の台本などを贈る。
映画「ココロ、オドル」は、「ハルサーエイカー」や「沖縄を変えた男」などを手掛けた岸本監督が、アジア最大級の国際短編映画祭でジャパン部門優秀賞に輝いた2015年の短編映画「こころ、おどるkerama blue」を長編化したもの。国内外の映画やドラマに出演している県出身の俳優・尚玄さんや、海外でダンサー・振付師として活躍中の仲宗根梨乃さん、29年前に全国で上映された「マリリンに逢いたい」に主演した俳優・加藤雅也さんらが参加している。
クラウドファンディングはインターネット上で小口資金を募る仕組み。
支援専用ページ「沖縄の映画監督を全国に、世界に送り出したい!」