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名護市辺野古への新基地建設阻止を目指す「オール沖縄会議」は20日、翁長雄志知事が辺野古新基地建設工事差し止め訴訟の関連議案を県議会6月定例会に提出したことを受け、同日午後0時すぎ、那覇市泉崎の県民広場で緊急支援集会を開いた。約200人が(主催者発表)が集まり、「翁長知事を支えて裁判に勝利しよう」と声を上げた。
オール沖縄会議の共同代表、稲嶺進名護市長はあいさつで「翁長知事の(提訴の)決断を県民は首を長くして待っていた。政府は総掛かりでわれわれに押しかぶさってきているが、県民は絶対に負けない。辺野古新基地を止めるまで頑張ろう」と呼び掛けた。
同会議の山本隆司事務局長は「司法は法と道理と良心に従って、堂々と審理してほしい」と強調した。翁長県政の与党県議らもマイクを握り「共謀罪と辺野古新基地建設は『強行』という点で同じだ。独裁政治に未来はない。諦めずに闘い抜こう」と訴えた。
参加者は「団結、頑張ろう!」と3回拳を振り上げ、集会を締めくくった。急きょ駆け付けた野村美佐子さん(61)=那覇市=は「ルールを勝手に変えてまで、言うことを聞かせようとする政府のやり方は許せない。議会の傍聴や集会に参加するなどして、知事を支えたい」と話した。【琉球新報電子版】