【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らが米軍キャンプシュワブ・ゲート前で座り込みを初めて4年目を迎えた7日、ゲート前には早朝から市民が集まり「基地はつくらせない」とあらためて誓い、抗議の声を上げた。
ゲート前では午前8時半から抗議行動が始まった。県統一連の瀬長和男事務局長が「きょうは、4年目の闘いのスタートだ。新基地建設は絶対に許さないという思いを新たに臨みたい」と力強く語ると、市民から「そうだ」と賛同の拍手が上がった。
10時前には、工事関係車両約40台が基地内に入り、ゲート前の道路が一時渋滞する様子が確認された。
一方、海上では沖縄防衛局がシュワブ内の埋め立て区域北側の「K9護岸」で消波ブロックをトレーラーで運び込み、クレーンでつり下げて投下している。南側の「K1護岸」では作業員が測量するなどの作業が確認された。新基地建設に反対する市民らは抗議船2隻とカヌー13艇で抗議している。
【琉球新報電子版】
英文へ→Four years since first sit-in, renewing efforts to prevent new base construction