【サンフランシスコ=座波幸代本紙特派員】辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議の第2次訪米団(団長・伊波洋一参院議員)の糸数慶子副団長(参議院議員)らは21日、米カリフォルニア州サンフランシスコ市内で米連邦議員らへの要請行動をした。
カマラ・ハリス上院議員(民主)、民主党下院トップのナンシー・ペロシ下院議員(民主、院内総務)の事務所をそれぞれ訪ね、議員補佐官らに名護市辺野古への新基地建設計画の撤回や普天間飛行場の閉鎖・返還、東村高江でのヘリパッド建設と運用の中止を求めた。
糸数氏、オール沖縄会議共同代表の高里鈴代氏らは、県民の7割以上が新基地建設に反対していることや米兵による性犯罪の実態、オスプレイの墜落事故などを説明した。
ハリス議員事務所のニコール・カネコ・ブラーク補佐官は、カリフォルニア州選出のバーバラ・ボクサー元上院議員のスタッフ時代に沖縄の基地問題について聞いたことがあり、「20年以上前から今も同様の状況が続いているとは驚きだ」と述べた。