【インド】沖縄県人の輪 22人に 目標数突破、泡盛で祝杯


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会員増加を喜び「世界のウチナーンチュの日」に向けて盛り上がるインド沖縄県人会のメンバーら=7月29日、インド・デリーの日本食レストラン「Fuji」(インド沖縄県人会提供)

 昨年10月にインド各地から集まった県系人ら9人で発足した「インド沖縄県人会」は会員数を約10カ月で倍増させ、今年7月末までに22人となった。発足時に目標として設定した会員数20人を突破した。10月30日の「世界のウチナーンチュの日」まで約3カ月となった7月29日に同会の会合がインドのデリー市内で開かれ、22人目の会員となったデリー大学の学生の比嘉義秀さんの加入を祝った。

 会合では、妻が伊良部島出身の井上英之さんが持参した泡盛「琉球王朝」(多良川)で「世界のウチナーンチュの日」まで残り約90日となったことを盛大に祝った。

 インド沖縄県人会では県人会の継続と発展を目指し、毎月会合を開いたり、インドにある日本人向けの情報誌への情報発信を行ったりして会員数を着々と増やしている。

 同会は「県人会を立ち上げてからずっと目標にしていた会員20人を達成し、ますます盛り上がってきたことは大きな喜び。会では思い出話に花を咲かせ、大好きな沖縄を思い出し、大きな心の支えになっている」と強調し、沖縄からインドへの来訪も呼び掛けた。