旧盆明け辺野古で抗議行動再開 沿岸部では仮設道路工事続く


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「美ら海壊すな」などとシュプレヒコールを上げてデモ行進をする市民ら=7日午前9時54分、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対する市民約90人が座り込みやデモ行進で抗議の声を上げた。

午前10時現在、工事車両による資材搬入は確認されていない。一方、辺野古崎西側のシュワブ沿岸部では仮設道路工事が確認されたほか、海上で浮具の点検作業などが確認された。

 辺野古崎西側の「K1護岸」建設予定地付近では、砂浜の資材搬入用道路工事で、沖縄防衛局の作業員が測量をしているのが確認された。辺野古崎では複数の重機が動いている様子も見られた。大浦湾北側では潜水調査作業や浮具(フロート)を点検する作業も確認された。「N5護岸」建設予定地付近の仮設道路工事では、大型トラックで砂浜に下ろした土砂を重機でならす作業が行われた。

 旧盆明け最初のゲート前抗議行動に参加した仲村勝彦さん(75)=宜野座村=は「一週間分の力をためているので、今日は絶対にごぼう抜きされないという気持ちで頑張ろう」と呼び掛けた。旧盆中も沖縄防衛局が作業を継続していたことに沖縄市から抗議に参加した60代女性は「基地は造ってほしくない。わずかな期間でも、工事を止めてくれないのは悔しい思いだ」と話した。【琉球新報電子版】

新基地建設の資材搬入用道路工事が進む砂浜で、測量をする沖縄防衛局の作業員=7日午前10時すぎ、名護市辺野古の「K1護岸」建設予定地付近