映画「ココロ、オドル」披露 座間味舞台、来年上映へ


この記事を書いた人 大森 茂夫
作品の説明をするファンファーレ・ジャパンの神山繁プロデューサー(右)=25日、沖縄市のシアタードーナツ

 【沖縄】岸本司監督の最新作「ココロ、オドル」の完成披露会が25日、沖縄市のシアタードーナツで開かれた。出演者やスポンサーなどの関係者20人が出席した。上演後、会場は拍手で包まれた。「ココロ―」はクラウドファンディング「YUIMA」で支援を募って制作した映画で、今後は国内外の映画祭へのエントリーを計画している。一般上映は来年9月予定。

 県出身の俳優・尚玄さんが主演を務めた。座間味島を舞台に繰り広げられる群像劇を描いた。島の自然やゆったりとした時間の流れが、作品を彩る。

 制作・配給会社ファンファーレ・ジャパン(沖縄市)の神山繁プロデューサーは「いい作品ができた。これがゴールではなく、スタート。たくさんの人に届けたい」と決意を語った。