キノコ料理、金城さん最優秀 「簡単に栄養」がテーマ、45品応募


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県産キノコのレシピを提案する「県産きのこ料理コンテスト」(主催・県森林管理課)が8日、名護中央公民館で開かれ、最優秀賞には金城真勇さん(豊見城市)の「椎(しい)かま揚げ」が選ばれた。書類審査を通過した7品を来場者らが審査した。レシピは県産キノコの情報を発信する「沖縄きのこステーション」のホームページでも公開される予定だ。

 「簡単おいしく栄養を」と「時短」をテーマにキノコ料理のレシピを募集し、45作品の応募があった。書類審査で選ばれた押しずしや寒天寄せなど7品を来場者らが審査した。最優秀賞の「椎かま揚げ」はシイタケに魚のすり身を合わせて揚げた。優秀賞は「きのこのらっきょう酢づけ」(大宜味村・古我知和子さん)と「キノコのご飯」(浦添市・伊計僚馬さん)が選ばれた。
 審査員を務めた琉球調理師専修学校非常勤講師の仲村公子さんは「キノコの特長を生かした幅広いレシピがあった」と評価した。
 県は、29日まで県産キノコのロゴマークも募集している。県の担当者は「キノコは低カロリーで食物繊維も多く、健康に良い」とアピールした。詳しくはきのこステーション(http://okinawakinoko.ti‐da.net/)。

最優秀賞の「椎かま揚げ」(右)と、優秀賞の「キノコのご飯」(左下)「きのこのらっきょう酢づけ」
キノコ料理レシピの最優秀賞に選ばれた金城真勇さん(前列左から3人目)ら入賞者=8日、名護中央公民館