沖縄全4選挙区の主な候補者の第一声


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 第48回衆院選が10日公示され、沖縄全4選挙区には午前10時現在、前職9人、新人3人の計12人が立候補を届け出た。届け出後、立候補者は選挙区内で第一声を発し、支持を訴えた。主な候補者の第一声は以下の通り。



 【沖縄4区】

 

仲里利信氏(80)=無所属前1

 私の政治の原点は、戦争につながるものは全て反対することだ。(沖縄戦で)子どもを兵隊に送ったおばあちゃん、お母さんが涙を流している姿が今でも思い出される。特に辺野古新基地の問題は徹底してやっている。物理的にも辺野古に基地は造れない。無謀で血税の無駄遣いだ。数を挙げればきりがないが今回の選挙は翁長雄志知事と、来るべき名護市長選挙を勝ち抜くために再度国政に送ってほしい。TPP、憲法改正も絶対に反対する。

 

西銘恒三郎氏(63)=自民前4

 今回の衆院選は自公連立政権5年の評価を受ける選挙だ。自公は野党だった苦しい時も政策協議を続けてきた。政党は別だが信頼関係はしっかりしている。野党は安保法制を廃止すると言っているが、それで国民の生命財産を守れるのか。安全保障についても真剣に考えてほしい。前回、皆さんに応援してもらったが、約5千票差で負けた。今回、皆さんと心を一つにしてこの票差を覆し、選挙区で勝ちたい。自公の連立政権に1票を委ねてほしい。