沖縄全4選挙区の主な候補者の第一声


社会
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 第48回衆院選が10日公示され、沖縄全4選挙区には午前10時現在、前職9人、新人3人の計12人が立候補を届け出た。届け出後、立候補者は選挙区内で第一声を発し、支持を訴えた。主な候補者の第一声は以下の通り。




 【沖縄1区】

 

国場幸之助氏(44)=自民前2

 総選挙は、政権選択が最大の争点だ。日本、沖縄の直面する多くの課題に責任をもって解決できるのは自民、公明党だ。いま沖縄は大きな可能性に満ちている。沖縄の経済を強くしたい。中小事業者にも、アベノミクスの恩恵を、離島を含む隅々にまで浸透させたい。政治は結果を出さないといけない。沖縄県と政府の関係には深い溝が生じている。司法や対立でなく、政府や全国に共感してもらえるように。その懸け橋になれるのは私しかいない。

 

赤嶺政賢氏(69)=共産前6

 いよいよ安倍政権を退陣に追い込む絶好のチャンスがやってきた。今回の選挙で再び1~4区でオール沖縄の候補者を勝利させ、安倍政権はもう沖縄の民意に歯が立たない、お手上げという状況に追い込んでいこう。今日は10・10空襲の日。那覇も突然空襲に襲われ、戦争の始まりだった。戦争で一番最初に狙われるのは軍事施設だ。沖縄の経済振興は基地とリンクさせないことが一番だ。経済も暮らしもオール沖縄。その先頭で私も頑張る。

 

下地幹郎氏(56)=維新前5

 日本維新の会の公認と希望の党の推薦を受けており、両党の流れをくんでしっかりと頑張りたい。選挙区で勝ちたいという思いは誰にも負けない。沖縄の政治舞台で頑張る人たちの思いもくんで東京へ行く。本当の意味で沖縄の代表になりたい。沖縄では政治的な対立や国との対立がある。それでは何も生み出さない。どこかで寛容になり、受け止め、修正して新しい仕組みをつくらないと沖縄は前に進まない。みんなを仲良くする政治をやりたい。