沖縄全4選挙区の主な候補者の第一声


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 第48回衆院選が10日公示され、沖縄全4選挙区には午前10時現在、前職9人、新人3人の計12人が立候補を届け出た。届け出後、立候補者は選挙区内で第一声を発し、支持を訴えた。主な候補者の第一声は以下の通り。



 【沖縄2区】

 

照屋寛徳氏(72)=社民前5

 73年前の今日、「10・10空襲」で沖縄中が焦土と化した。鉄の暴風と言われた沖縄戦では、ウチナーンチュの尊い命が奪われた。復帰後もウチナーには、鉄の暴風以上の国家の不条理と基地負担を強要する嵐が吹き荒れている。選挙の最大の争点は、辺野古に新基地建設を許すかどうかだ。普天間飛行場を一刻も早く閉鎖、返還し、平和的な利活用を図る。国政の場にウチナーンチュの声を届け、誇りある豊かさを実現する。ぬちかじり頑張る。

 

宮崎政久氏(52)=自民前2

 政治とは生活そのものだ。暮らしで足りないことがあれば解決へと歩むのが責務だ。2期5年間、この8市町村をくまなく歩いた。できないと言われていた認可外の保育施設に防音工事をした。成果を判断いただく。2区に基地がたくさんある。この負担はわが身で受け止める。全ての意見を真摯(しんし)に受け止め、立ち止まることなく足を進める。中部の新しい夜明けを一緒につくっていただけないか。中部に中核となる都市をつくっていこう。