沖縄全4選挙区の主な候補者の第一声


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 第48回衆院選が10日公示され、沖縄全4選挙区には午前10時現在、前職9人、新人3人の計12人が立候補を届け出た。届け出後、立候補者は選挙区内で第一声を発し、支持を訴えた。主な候補者の第一声は以下の通り。



 【沖縄3区】

 

玉城デニー氏(58)=無所属前3

 3期8年、沖縄の問題解決のために取り組んできた。辺野古の新基地建設には堂々と反対の意思を示す。戦後72年がたち「これ以上新しい米軍基地はごめんだ」というのが県民の本意だ。しかし、安倍総理はそんなことお構いなしだ。消費税増税は若い世代に負担がのしかかる。大企業の課税率を高くするなど、丁寧に審議しないといけない。子育てや教育にもしっかり予算をかける。ぶれずに訴えていく。私に信任の1票を与えてほしい。

 

比嘉奈津美氏(59)=自民前2

 今日、選挙戦の火ぶたが切って落とされた。今回の選挙は政権選択選挙だ。混迷する外交、伸びつつある日本、沖縄の経済の流れを止めないためにも自民党、公明党にもう一度、政権を与えていただきたい。税制改正の流れの中で航空燃料や酒税の税制、交付金を守ってくれと頭を下げたのはわれわれだ。生活に密着する仕事をしなくて国会議員と言えるのか。反対反対で、物事を進められない、決められない人に政権を譲るわけにはいかない。