県議会の米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は11日、辺野古の新基地建設問題をめぐる国との裁判で、沖縄防衛局は県知事から岩礁破砕許可を得る義務があることを確認する「義務の確認」の請求を追加する議案を与党の賛成多数で可決した。16日の最終本会議で可決される見通し。
米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練については、同基地での降下訓練の全面禁止を求める抗議決議・意見書案を本会議に提出することを全会一致で決めた。
9月29日に石垣空港に米軍普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイが緊急着陸した件についての抗議決議・意見書案の提出は、意見の一致をみなかった。与党会派の議員提出議案として本会議に提出する方向で調整を進める。【琉球新報電子版】