「墜落も同然だ」 高江ヘリ炎上で辺野古ゲート前市民


この記事を書いた人 松永 勝利
テント内で登壇者の声に耳を傾ける人たち=14日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で14日、建設に反対する市民が米軍キャンプ・シュワブゲート前で座り込んだ。午前11時までに資財の搬入はなかった。
 時折降る雨と照り付ける日差しの強さで10月とは思えぬ暑さの中、約30人が座り込みに参加した。マイクを握った人たちは東村高江で米軍ヘリが炎上したことについて発言した。
 「沖縄の現状は何も変わらない」「『不時着』と言うが、近くのヘリパッドではなく、民間地に落ちた時点で墜落も同然だ」と次々に訴えた。テント内に移動するころには県内各地から約70人が集まった。【琉球新報電子版】