海上座り込み大行動/2017年10月25日 名護市辺野古/新基地建設反対を訴える色とりどりのカヌー


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辺野古の新基地建設で抗議集会@辺野古の浜 https://goo.gl/CwQdcs #キャンプ・シュワブ #辺野古 #琉球新報 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

 これだけのカヌーが集まると壮観ですね。赤、黄色、緑、ピンクといろいろな色があるものです。

 空も真っ青、海も美しい青色に輝いています。

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に向けて、沖縄防衛局が護岸工事に着手して10月25日で半年になりました。

 新基地建設に反対する人たちは海の荒れていない日は連日、カヌーや抗議船で米軍キャンプ・シュワブ沿岸に出て抗議行動をしています。

 25日は通常より、多くの人たちに呼び掛け、新基地建設に反対する「海上座り込み大行動」を行いました。

 カヌー80艇、抗議船9隻が一斉に海に繰り出し、プラカードを掲げて新たな基地建設に反対する声を上げました。

 10月22日に投開票が行われた衆議院議員選挙では、新基地建設NOを掲げた「オール沖縄」の候補者が小選挙区全4区中、3区で当選を果たしました。

 県民の中では「これ以上新たな基地は沖縄にいらない」という思いが依然、強いということが明らかになりました。

 護岸工事は台風21号、台風22号の接近でここ最近は行われていません。

 ですが日本政府は選挙の結果にかかわらず、辺野古の埋め立て工事を強行する姿勢に変わりは見せておらず、今後も海上、そして米軍キャンプ・シュワブのゲート前などで新基地建設に反対する人たちの抗議行動は続きます。

 カヌーが辺野古の沿岸部に集結したこの日、青空にはたこも舞いました。

 色とりどりのサンゴが息づく辺野古の海は青くて美しいものです。抗議行動に参加するかどうかは別として、一度、ぜひ辺野古の海に足を運んではどうでしょうか。

 あまりの海の美しさに息をのむことでしょう。ぜひ、辺野古の海へ、現場へ。

 

 

カメラマンから一言「辺野古の新基地建設で抗議集会

 

 

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https://ryukyushimpo.jp/news/entry-601632.html

 

基地建設反対を訴え、海上から抗議する市民ら=25日午前10時55分ごろ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ(小型無人機で撮影)