翁長雄志知事は6日の日米首脳会談で、両首脳が名護市辺野古の新基地建設工事を推進することを改めて確認したことについて「大変不満で残念だ」と両政府の姿勢を批判した。7日、宜野湾市内で記者団に答えた。
翁長知事は沖縄に米軍が駐留する根拠となっている日米安保条約について「元々、安保条約は自由、人権、民主主義などの価値観を共有するところで国の連携があるはずだ。なのにそれを支えている沖縄への配慮がない」と指摘し、沖縄への過重負担という形で安保体制が維持され続けていることに「将来大きな禍根を残すのではないかと思う」と述べた。