駅伝・ラグビー・フィギュア 沖縄の高校生、全国上位へ


この記事を書いた人 Avatar photo 島袋 貞治
結団式で気合を入れる駅伝とラグビー、フィギュアスケートの県代表選手たち=6日、沖縄県立武道館

 年末年始の全国高校総合体育大会の一環として行われる駅伝、ラグビー、フィギュアスケートの全国大会に出場する高校生らの沖縄県選手団結団式が6日、那覇市の県立武道館で開かれた。県高体連などの関係者が見守る中、各チームの主将が大舞台での活躍を誓った。

 ◆駅伝 男子・北山 女子・名護

 京都市西京極総合運動公園陸上競技場で24日に行われる男子第68回・女子第29回全国駅伝競走大会には、男子の北山が5年ぶり10回目、女子の名護が8年ぶり7回目の挑戦となる。北山の仲盛壮太郎主将は「お世話になった周囲の人や競い合ったライバルの思いを胸に、沖縄代表として誇りを持って走りたい」と意気込んだ。名護の大城真歩主将は「県大会では自分たちの力を発揮できなかった。これまでやってきたことに自信を持ち、最大限に力を発揮する」と宣言した。

 ◆ラグビー コザ

 大阪府で開催されるラグビーの第97回全国大会には、コザが2年ぶり15度目の出場を決めた。初戦は28日、群馬県代表の明和県央と行う。普久原琉主将は「沖縄代表の自覚を持ち、1試合でも勝てるよう頑張る」と意欲を語った。

 ◆フィギュア 北谷・園田

 第67回全国フィギュアスケート選手権大会(1月23~26日、山梨県甲府市)には北谷の園田りんが県勢として3年ぶりに出場する。1年の園田は「今まで関わってくれた周囲のおかげでここまで来たので、個人戦だが、団体戦のつもりでやる。演技の3分間に集中してベストを尽くしたい」と決意表明した。

 県高体連の棚原秀則会長は県大会での各競技の健闘をたたえ、「県内では体感できない寒さでの戦いになる。体調管理をしっかりし、悔いの残らないよう臨んでほしい」と激励した。