なくせ飲酒運転 泡盛ボトルに川柳 八重山署と酒造所協力


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
「STOP!!飲酒運転川柳大会」の受賞者ら=21日、八重山署(同署提供)

 【八重山】「飲酒運転 しない心(くくる)に ニーファイユー(ありがとう)!!」。飲酒運転根絶を願う川柳が書かれたステッカーが八重山産の泡盛に貼られ、年明けにも出荷される。八重山署が考案し、八重山酒造協議会に加入する酒造メーカーの協力で実施される取り組み。飲酒の場面で川柳を目にすることで、飲酒運転をしない・させないという気持ちを思い起こしてもらうのが目的だ。

 八重山署は10月に「STOP!!飲酒運転川柳大会」を八重山在住者を対象に初めて実施。大会への応募517作品から大賞・優秀賞に選ばれた3作品を掲載したステッカーを製作。八重山の10酒造所がつくる泡盛のほか、石垣島ビールにもラベルに作品を記載して販売する。

飲酒運転根絶に向けた川柳のステッカーが貼られて出荷される八重山産の泡盛

 大賞に輝いたのは、石垣市立八島小学校4年の堀川恭史郎君が詠んだ「飲酒運転―」の川柳。優秀賞には与那国町の大岩秀彰さんの「酒飲む日 車の鍵は お留守番」と、竹富町立船浦中学校1年の大山史帆里さんの「酒飲んで 運転させない 許さない」が選ばれた。

 21日に八重山署で開かれた表彰式で、堀川君は「飲酒運転をしたりさせたりすると親が悲しむので、絶対にしないでください」と呼び掛けた。

 受賞作品は八重山署が実施する飲酒運転根絶に関する取り組みでも使用される予定。与那嶺一文署長は「飲む機会に目にすることで、飲酒運転をしないという輪が広がれば」と話した。

 八重山署管内の今年の飲酒運転摘発数は19日現在で89件あり、前年同期比で26件増加している。