辺野古で初日の出 「しなやかに闘い抜こう」と決意


この記事を書いた人 松永 勝利
初日の出を見つめる人々=1日午前7時24分、名護市辺野古

 【名護】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古の松田ヌ浜には1日朝、初日の出を見ようと県内外から多くの人が訪れた。浜では辺野古への新基地建設に反対する有志らによる「初興し(はちうくし)」も行われ、約380人が集まり新年を祝った。

朝日に照らされながら「かぎやで風」を踊る人たち=1日午前7時29分、名護市辺野古

 午前7時20分ごろ、辺野古の海から朝日が顔を出し、集まった市民らは手を合わせた。初興しでは琉球舞踊や古武道が披露され、最後は参加者全員でカチャーシーを踊った。

「今こそ立ち上がろう」と手を取り合い合唱する市民ら=1日午前8時21分、名護市辺野古

 沖縄平和運動センターの山城博治議長は「私たちの文化である歌や三線を響かせながら、しなやかに明るくこの1年を闘い抜こう」とあいさつし、決意を新たにした。【琉球新報電子版】