政治

辺野古で相違、球場改修でも論戦 名護市長選、立候補予定2氏が紙上討論

 琉球新報社は1月28日告示、2月4日投開票の沖縄県名護市長選への出馬を表明している現職の稲嶺進氏(72)=社民、共産、社大、自由、民進推薦=と、新人で前市議の渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=に対し、独自に紙上討論を実施した。最大の争点となる米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題をはじめ、プロ野球・日本ハムの同市での春季キャンプなどについて、両氏が互いの公約や姿勢を追及。争点が明確となった。

 辺野古の新基地建設を巡っては、稲嶺氏が渡具知氏に対し「再編交付金を受け取ると発言しているが、辺野古新基地建設に協力しないと市に交付されない。推進している立場ではないか」と質問。渡具知氏は「私の辺野古へのスタンスは、国と県が係争中であり、この行方を注視している状況だ。国が再編交付金を交付するというのであれば『特段断る理由はない』ということだ」と応じた。

 渡具知氏は、稲嶺氏に対し「名護市民球場改修の決断が遅れたため、日本ハムは米国でキャンプし、名護市のキャンプが1カ月から2週間に大幅に削減された」と質問。稲嶺氏は「球場は5年以内の整備を球団と市が約束した。市議会でも全会一致で決定し、議会で渡具知氏も『2020年までの完成ということでご尽力をいただきたい』と発言していた」と答えた。