名護市許田付近の渋滞解消へ 5月連休めどに国道58号改良


この記事を書いた人 Avatar photo 島袋 貞治

 沖縄県名護市の「道の駅許田」付近の国道58号渋滞緩和に向けた改良工事が30日から開始される。道の駅前交差点から那覇向け道路に左折する際、信号待ちをせずに進入可能な合流レーンを新設する。さらに名護市街地向け道路に右折する同交差点のレーンを2車線に増幅する。今年のゴールデンウイークまでに完工予定。また、国道58号浦添北道路と臨港道路浦添線は、3月18日開通も確定した。

 沖縄視察で来県した石井啓一国交相が発表した。

 国道58号の那覇向け道路から道の駅許田へ進入するための左折レーンを現況の35メートルから約105メートルに延長。道の駅前にある信号機の青時間を10秒延長する案も出された。改良により、沖縄自動車道許田料金所から名護市世冨慶の交差点までの渋滞が緩和される見通し。2021年度予定の名護東道路(許田―伊差川)開通に伴って調整している信号機撤去までの渋滞緩和策として計画された。

 浦添北道路と臨港道路浦添線の開通で、那覇空港から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターまでの所要時間が約9分短縮見込み。