沖縄県産キノコのロゴマークを募集していた県森林管理課は16日、採用が決まった作品の考案者を表彰した。県産キノコの普及と消費拡大に向けた取り組みの一環。最優秀賞に選ばれた内間桃花(とうか)さん(読谷村)のロゴマークは、キノコと「花笠」をかぶった人の姿を連想して仕上げた。
6月にも県産キノコ商品に表示される。
ロゴマークには34作品の応募があった。内間さんは「ロゴマークが県産キノコを知るきっかけや魅力のアピールに貢献できれば」と話した。
県内では、16事業者がキノコを製造し、2015年の生産量は1332トン。エノキやシメジが大半を占める。総務省の16年家計調査で、1世帯当たりの生鮮キノコ購入数量は那覇市が全国最下位で、県は県産キノコの消費拡大を目指している。
このほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
【優秀賞】
渡邊ちひろ(名護市)
宜野座志乃(那覇市)
宮村有香(浦添市)