【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する政党や市民団体などで構成するオール沖縄会議は3日正午、市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議集会を開いた。集会は毎月第1土曜日に開催している。県内外から約250人が参加し、激しい雨が降る中で辺野古の新基地建設阻止を訴えた。午後1時現在、キャンプ・シュワブ内への工事用車両の搬入はない。
集会ではオール沖縄会議の高里鈴代共同代表があいさつで「日米政府の言う『負担軽減』はまやかしだ」と指摘し「新たな基地を何としても造らせないことを確認して、みんなで頑張っていこう」と呼び掛けた。
稲嶺進前名護市長も抗議に参加し「私たちの思いを結集して、非暴力での運動を続けていこう。まだまだあきらめは必要ない」と述べ、運動の継続を訴えた。
海上での抗議活動は荒天のため行われなかった。【琉球新報電子版】