「理想の大人像」話し合う こども新聞サミット開幕


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分科会で説明を受ける子ども記者ら=27日、東京都

 【東京で仲吉輝】琉球新報社など全国の新聞社28社で開催する「こども新聞サミット」が27日、東京の日本科学未来館で開幕した。28日まで。子ども記者40人が参加し、6分科会に分かれ、未来について議論した。

 新報小中学生新聞「りゅうPON!」代表の渡邊美月さん(10)=小禄小4年=は、「わたしたち、こんな大人になりたい」をテーマにした分科会に参加。冒険家の荻田泰永さんから冒険家になったきっかけや仕事内容などを聞き、自身の将来について考えを巡らせた。憧れる大人になるにはどうしたらいいのか、さまざまな視点で話し合った。

 渡邊さんは「考えを伝えられてうれしかった。明日も意見をしっかり発表したい」と意気込んだ。同テーマに参加した群馬県の青木裕作君(11)は「同じ意見でも理由が違っていて発見があった」と話した。

 他の分科会では「減災 わたしたちができること」「こちら、ふるさとアピール隊」などをテーマに意見が交わされた。