小さな記者、未来向け提言 こども新聞サミット閉幕


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
こども新聞サミットの最終日に記念撮影をする子ども記者たち=28日、東京都

 【東京で仲吉輝】全国の子ども新聞や子ども向け紙面の読者を代表する「こども記者」40人が参加した「こども新聞サミット」は28日、東京都の日本科学未来館で、未来に向けた具体的方策を提言して閉幕した。子ども記者は六つの分科会に分かれて2日間議論し、壁新聞にまとめて成果を発表した。

 新報小中学生新聞「りゅうPON!」代表の渡邊美月さん(10)=小禄小4年=が参加した分科会は「りっぱなおとなになるために」と題し、コミュニケーションや勉強、振る舞い方の三つの視点から必要な要素をまとめた。「相手の話を聞いて性格や好きなものを想像する」「ストレスをためずに勉強する」などの意見を発表した。

 渡邊さんは「めちゃくちゃ緊張したけど、うまく発表できた。みんなと意見を出し合って話し合えたのでよかった」と充実した表情だった。